Category
ドクターブログ
「あなたの歯の中に、この『ネジ』は入っていませんか?」

■レントゲンから見える「沈黙のSOS」
このレントゲン写真には、将来的に「抜歯」を宣告されるリスクが大きく2つ隠れています。
1. 根の先に広がる「黒い影」
歯の根の先端を囲むように黒い影が見えます。これは、過去の治療で取りきれなかった細菌が繁殖し、骨を溶かして**「膿の袋(根尖病変)」**を作っているサインです。肉眼での治療や、唾液が入る環境(ラバーダムなし)での治療を繰り返すと、このように再発のループに陥ります。
2. 「金属のネジ」による破折リスク
歯の中に白く写るネジ状の土台(スクリューポスト)は、噛むたびに根の内部に強い負担をかけます。長年の負荷で**目に見えない「ヒビ(破折)」**が入っている可能性があり、もしヒビが深ければ、どれだけ根管治療を頑張っても抜歯を避けられません。
■当院が「マイクロスコープ」と「ラバーダム」にこだわる理由
「まだ痛みがないから大丈夫」と思っていても、水面下でダメージは進行しています。
・マイクロスコープで「診る」 肉眼の20倍の世界で、根の奥の汚れや、わずかな「ヒビ」を見逃しません。手探りではない、根拠のある治療を行います。
・ラバーダムで「守る」 治療中に細菌(唾液)を一滴も入れない無菌状態を作ります。どんなに難しい症例でも、歯の壁(隔壁)を作って必ず実施します。
・動画で「共有する」 治療の様子は録画し、終了後に実際のお口の状態をお見せします。「なぜこの処置が必要だったのか」を、ご自身の目で納得していただけます。
「何度もやり直す治療」は、もう終わりにしませんか? 歯が薄くなり、手遅れになる前に。マイクロスコープによる精密な診査をお勧めします。
