レントゲンで根っこの先端に黒い影

レントゲンの右側　根の先端に黒い影があります。
これはうみの袋です。根の病気でうみができてどんどん大きくなります。
このままにしているとうみが骨を溶かしてしまいます。
根の中に白く映っているのが昔根管治療をして最終的に根の中に詰める材料になります。再根管治療が必要となり、まず根の中にある材料を全て除去します。

治療過程で根の中の材料を除去しています。
白く映っているので材料の取り残しがないかレントゲンを撮って確認しながら除去します。根の中の材料は雑菌で侵されているので全て除去して中を綺麗にします。
経過を見てうみの袋が小さくなっていることを確認したら最終的な薬を詰めて、土台を立て、被せ物をしていきます。

こちらが最終的な被せ物までしたレントゲンです。
レントゲンでは治療初期にあった根の先端の黒い影がなくなったのが分かります。
ここまで治癒していれば全く問題ございません。