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神経を守る治療歯髄保存治療
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Before -
After
症状 前医院で治療したが痛みが取れない。
神経近くまで削ったので様子見と言われたそうです。治療方法 ラバーダム(唾液や雑菌が入らないようにかけるゴムのシート)を必ずかけます。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用して精密診断をします。
前医院でつめたものを除去するとピンクスポット(歯冠部に発生する内部吸収による歯髄の脈管組織がエナメル質を通してピンク色に現れる現象)を確認できました。神経近くを治療していて染みる症状があったため神経が生きているか残せるかの確認をして残せるとの判断になったため歯髄温存療法をしました。
放置して時間が経っていると神経を残せなかった可能性もあります。
マイクロスコープがある歯医者で受診されることを勧めます。費用 歯髄温存療法 6.6万円 備考 適応症がございます。全ての症例で可能なわけではありません。治療には正確な審査診断が必要です。 -
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患者さん情報
年代 50代 性別 女性 -
治療方法
前医院でつめたプラスチックが乗っています。
マイクロスコープを使用してプラスチックだけを除去します。 -
まだ完全に詰め物が除去できていない段階ですがもうピンクスポット(歯冠部に発生する内部吸収による歯髄の脈管組織がエナメル質を通してピンク色に現れる現象)が見えています。詰め物を完全に除去します。
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神経の穴を露出させて出血を確認します。
正常な神経はドバドバと出血してきます。
5分間で止血も確認できると歯髄温存療法、適応となります。
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歯髄温存療法MTAセメントを乗せて硬化します。
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その後はCR(コンポットレジン)を乗せて仮詰めをして終了になります。
歯みがき、フロスがしやすい形状に詰めていますので治療後は歯みがきとフロスをしっかりしていただくように指導させていただいております。