• Before
    • After
    症状 染みる症状があり、前医院で虫歯治療をしたが神経が近い
    このままだと神経を抜かないといけないと言われた。
    神経を残したいので歯髄温存療法を希望されていました。
    治療方法 ラバーダム(雑菌で汚染されないようにかけるゴムのシート)を必ずします。
    マイクロスコープ(精密的な治療をするための歯科用顕微鏡)で虫歯の取り残しがないか確認したところ、小さな穴が見えてきて神経の穴だと確認できました。
    穴を広げてみても出血がないのが確認できたためこの歯は神経が感染を侵していて”神経を残せない”と判断し、神経を取る治療(感染根管治療)をしました。
    費用 感染根管治療 13.2万円
    備考 神経を残したいと歯髄温存療法の治療ご希望でしたが、神経がすでに壊死してしまっていると残せず、根管治療になってしまう可能性があります。
    染みる症状がある方は早めにマイクロスコープがある歯医者で診査診断されることを勧めます。
  • 患者さん情報

    年代 40代
    性別 女性
  • 治療方法

    前医院で虫歯治療して仮の詰め物が入っています。
    ラバーダム(唾液や雑菌が入らないようにかけるゴムのシート)を必ずして治療に入ります。
    まず詰め物を全て除去して中を見ていきます。

  • 中にも白い詰め物がされていたのでマイクロスコープで確認しながら全て除去します。

  • 詰め物が全て除去できました。
    次に虫歯の取り残しがないか確認していきます。

  • う蝕検知液(虫歯を赤く染める液)を使って虫歯を染出し、虫歯がまだあることを確認して全て取っていきます。
    何度も塗っては削ってを繰り返し、少しずつ虫歯を除去します。

  • 少しずつ虫歯を取っていくと、小さい穴が見えます。
    神経の穴です。
    ここから神経の穴を広げてみます。

  • 穴を広げてみました。
    本来神経が生きている場合はピンクに見えます。
    このようにピンクが見えない場合は神経は、かなり高確率で壊死(神経が死んでいる)しています。

  • 更に穴を広げてみると、周りに少し出血で赤く見えます。
    本来はドバドバと溢れてくるように出血がありますが、それがありません。
    この時点で神経が感染に侵されている、残せないとの判断になります。

  • 白っぽくぶよぶよしているのが神経です。
    ドバドバとした出血がないので神経は残せず、神経を取る処置に入ります。

  • 神経を取って中を綺麗にしていきます。
    残髄(根の中に神経が残っている)があると神経を抜いたのに痛い!
    という原因になるためマイクロスコープで精密に取っていきます。

  • 最終的に感染している神経を全て除去して中を綺麗にしたら治療は終了となります。

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