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【マイクロスコープ症例】透けて見える、隠れた奥歯の虫歯

「冷たいものがときどき染みるけれど、鏡で見てもどこが虫歯なのか分からない」 このような症状で来院された患者様の症例です。

歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」でお口の中を拡大して確認したところ、奥歯の溝の奥に、うっすらと周囲より暗く透けて見える部分(黒ずみ)を確認することができました。

表面の白さに騙されない「隠れ虫歯」の恐ろしさ

歯の表面は「エナメル質」という、体の中で最も硬く白い組織で覆われています。今回のケースでは、表面の小さな傷や目に見えないほど細かな溝から細菌が侵入し、その奥にある柔らかい「象牙質(ぞうげしつ)」という部分で虫歯が大きく広がっていました。

このように、表面は一見すると白くて綺麗に見えるため、ご自身によるセルフチェックはもちろん、従来の肉眼による歯科検診でも初期段階で見つけるのは非常に難しい虫歯です。今回の画像のように黒く透けて見えるのは、白いエナメル質を通り抜けて、中で大きく進行した虫歯の影が暗く映り込んでいるためです。

なぜ、当院はマイクロスコープでの診断にこだわるのか?

一般的な肉眼での治療に比べ、マイクロスコープを使用すると視野を数倍から最大20倍以上にまで拡大することができます。

・わずかな初期虫歯も見逃さない: 肉眼ではただの「歯の溝」に見える場所でも、マイクロスコープであれば、中でうっすらと黒くなっている初期段階の異変を確実に捉えることができます。

・健康な歯を削りすぎない: 虫歯の範囲を正確に特定できるため、削る量を最小限に抑え、患者様の大切な健康な歯をより多く残すことが可能です。

・再発(二次カリエス)を防ぐ精密治療: 虫歯を完全に取り除けたかどうかを肉眼に頼らず高倍率で確認し、詰め物との隙間をなくす精密な治療が行えるため、将来的な虫歯の再発リスクを劇的に下げられます。

さらに、マイクロスコープにはカメラが搭載されているため、治療中や診断時の様子を写真や動画として鮮明に記録できます。口頭だけの説明ではなく、「実際にここがこのように黒くなっています」とご自身の目で状態を確認していただきながら治療を進められるため、多くの患者様に「安心して治療を受けられる」とご好評をいただいております。

「なんとなく歯が染みる」「虫歯がないか精密にチェックしてほしい」という方は、ぜひ肉眼だけに頼らない、当院のマイクロスコープ精密検診をご相談ください。

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