根の治療
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感染根管治療(根の再治療)(マイクロエンド)
根の治療痛みがある根管治療
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症状 違和感がある。この歯は他院にて何年か治療を行なったが、治癒しないということで来院されました。
レントゲンだけでは原因がわからずCTとマイクロスコープで確認を行いマイクロエンド(精密根管治療)を行いました。治療方法 まず、隔壁(根の治療を行うにあたり、術野に唾液や感染物が入らないようにするためのもの)を作成し、ラバーダムをかけ術野を清潔にしてから、治療を行なっていった。
マイクロスコープ(歯科用の拡大顕微鏡)を使用し、感染物とガッタパーチャー(古い充填物)丁寧に除去していき、根管内(根っこの中)を綺麗にしていった。その後、根管内が綺麗になったことを確認し、MTAで根管内を充填し、最終的にファイバーコア (歯を補強し折れにくくする材料)で築成し、経過を半年おった。費用 感染根管治療12万
備考 適応症があり、明らかな破折(歯が割れている)などが見つかった場合は治療が困難になることがあります。
また、根の治療は成功率は100%ではなく、治療が功を奏さない場合もあります。
その場合は歯根先切除術を行うこともあります。 -
難治性根管治療(口の中にプツリと、できものできてませんか?)
根の治療根管治療
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症状 数年根の治療しているが治らない
痛みはないがほっぺた側にできものある治療方法 感染根管治療
まずラバーダム(外からの感染をできるだけブロックする処置)を行い、マイクロスコープ(拡大視野での精密医療を可能とする器具)下で古い材料と感染歯質の除去を行います。何度が洗浄を繰り返し、最後に殺菌性のある材料を入れまして、終了となります。費用 150000円 備考 適応外ケースがございます。ヒビが入っていたり、歯質が異常に薄くなっているようなケースでは予後が期待できないためお断りするケースがございます。 -
根の治療(マイクロエンド)
根の治療根管治療
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症状 初診時
他院よりご紹介いただいた根管治療(根っこの治療)を行ったケースです。
違和感があるとご来院いただきました
治療方法 レントゲンを撮影すると根尖に透過像があることが確認できました。
そのため、マイクロエンド(歯科用顕微鏡を用いた根管治療)を行うことにした。
まず、ラバーダム(術野を無菌的に保つ処置)を行いマイクロを使用し根管内を機械的削合と化学的洗浄を行った。写真はGp(古い材料)を除去し殺菌作用のある薬剤を入れたところである
赤丸が根尖透過像の大きさである
3ヶ月後明らかに根尖の透過像(骨が溶けている面積)が小さくなり、新しい骨ができていていた。
根管治療の成功の一つの目安として、根尖の透過像が小さくなることが挙げられます。
赤丸が根尖透過像の大きさである
費用 12万 備考 あまりにも歯質が薄い場合や、補綴(差し歯)の予後が悪いと診断される場合は治療をお断りさせていただくことがございます。 -
歯科用顕微鏡で見える治療(マイクロスコープ)
根の治療根管治療
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症状 痛みはなく、白い被せ物をして欲しいと来院されました。レントゲンを撮影したとこと違和感があったため、根の治療からやり直したケースです。 治療方法 今回のケースではラバーダム(無菌的に治療を行いための処置)を行うことが初診の状態ではできなかったので、隔壁を作成してから治療を行った。本来この上顎第1小臼歯は2根管(根っこの穴)であるがマイクロスコープで確認すると3根管目を確認することができ、そこから膿が出ていた。そのため、もう一度根の治療(際根管治療)を行った。これはマイクロスコープがないと確認することができなかったケースである。
古いGP(根に詰める材料)を全て除去して根管内を洗浄し、再度充填を行った。費用 12万
備考 根管治療は必ず成功するものではありません。
当院の現在の成功率は92、2%(H30、12、19現在)であります。
また、歯質が非常に薄く、補綴的予後が悪いものや、根管内に破折が確認できた場合は治療をお断りする場合ががざいます。 -
破折したリーマーの除去
根の治療根管治療
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症状 噛むと痛い 治療方法 マイクロendo(マイクロスコープ下の根管治療)とマイクロスコープを用いた破折ファイルの除去
費用 150,000円 備考 歯質が薄くなりすぎるような、endo(根管治療)を行っても、歯の寿命が短くなる、もしくは噛んでもすぎに割れてしまうようなケースでは治療をお断りするケースがございます。稀に除去自体が困難なケースがございます。