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ドクターブログ院長のしがない日常ブログ
その根管治療(根っこの再治療)する意味は本当にありますか?
こちらの根管治療は何ヶ月もされている患者さんですが、治らないからと当医院に受診されました。
原因を探るために多数の病院でレントゲン・CTをお取りになったそうですが、治らないため当医院を受診されました。
そこで患者さんに提案いたしましたのが、当院ではレントゲン・CTなどを撮らないでマイクロスコープだけで診断しませんか?という提案です。すでに多くのレントゲン撮影により被爆されているので当院ではマイクロスコープだけで診断してみましょうと言いました。矢印の場所を怪しく感じたので、そこを染め出してみます。
こちらは染めている状態です。矢印のところがうっすらですが赤い線のように染まっているのがわかりますでしょうか!
これは歯根破折が起こっている状態です。
このようは歯根破折をしている状態ではいくら根の治療を行なっても治すことはありません。
少し残念ではありますが抜歯が良いと思われます。。。
しかし、初めからマイクロスコープを使用して診断していれば何度もした被爆も必要なかったし、何ヶ月も治療に通わなくてよかったのです。
無駄なお金が多くかかってしまったわけです。
このようにマイクロスコープを使用するだけで、簡単に診断をすることもできます。
是非根の治療でお悩みのかたはお近くのマイクロスコープがある病院に行かれてみてください。